【日本ハム】代打成功率10割・今川優馬が期待に応える左前安打で存在感…接戦落として2位西武とのゲーム差は3に

スポーツ報知

7回2死一塁、左前安打を放った今川優馬 (カメラ・頓所 美代子)

◆パ・リーグ ロッテ3―2日本ハム(23日・ZOZOマリン)

 日本ハムは23日、ロッテとの接戦を落とし連敗。勝った2位西武とのゲーム差は3と広がった。7回2死一塁で代打起用された今川優馬外野手(29)は、期待に応える左前安打。得点には結びつかなかったが、今季3度目の代打起用で3打数3安打2本塁打5打点と、代打成功率10割をキープ。残り30試合を切り苦しい終盤戦が続くが、今川のバットが存在感を増している。

 研ぎ澄ました集中力で、今川は鋭くバットを振り抜いた。ライナー性の打球が左前で弾む。1点を追う7回2死一塁、細川の代打で登場するとロッテの2番手・中森の2球目、150キロの高め真っすぐを打ち返した。チャンスを拡大する左前安打に、一塁ベース上では三塁ベンチへ高々と人さし指を立てる執念ポーズを決めた。

 代打起用に、神がかった勝負強さで応えている。14日に今季初昇格を果たして以降、3度目の代打起用。代打成績は3打数3安打2本塁打5打点と、成功率10割を誇っている。生きているのは2軍での経験。「代打が得意な意識はなかったけど、ここ1、2年、ファームで稲葉さん(2軍監督)によく代打起用していただいた」と明かした。大切にしているのは「代打で結果を残すのは、1の1を求められること。すごく難しいことなんで、前に飛べばOKぐらいの気持ちと、真っすぐに絶対に差し込まれないこと」。身につけた“極意”の通り、真っすぐを引っ張り、外野まで飛ばした。

 執念も及ばず、チームはロッテに連敗。9回2死一、二塁で迎えた2打席目は、空振り三振に倒れ天を仰いだ。新庄監督は「最後おいしい場面回ってきたけどね、今川君。あそこでガツンと星をつかむ男にならな」と期待を込めた。昇格時に指揮官から届いたDMは「火事場のバカ力を見せて」。残り27試合で首位とは8・5差、2位とも3ゲーム差。厳しい戦いの中でも、流れを変える“バカ力”を見せつけていく。

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【日本ハム】代打成功率10割・今川優馬が期待に応える左前安打で存在感…接戦落として2位西武とのゲーム差は3に