【オリックス】佐藤一磨「まずは1アウトを取りたかった」7・2日本ハム戦で悪夢の先頭から4者連続被弾…数え切れない励まし胸に屈辱から再起

スポーツ報知

8回から登板する佐藤一磨(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク7―1オリックス(22日・みずほペイペイドーム)

 オリックス・佐藤一磨投手(25)は正直に打ち明けた。「まずは1アウトを取りたかった」。1か月半ぶりの1軍登板。6点を追う8回、大打者の近藤を相手に実行できた。初球から3球連続で直球。カウント1―2と追い込むと、最後は外角スライダーで見逃し三振を奪った。

 7月2日の日本ハム戦(エスコン)で先発し、初回先頭から4者連続で被弾。プロ野球史上初の屈辱を糧とし、チャンスをつかんだ。エース・宮城と同じ19年の育成ドラフトで入団し、7年目。「ユニホームを着ている間は諦められないから」と数え切れないほどの励ましが力になった。

 続く栗原に四球を与えたものの、柳田を中飛。山本祐もフォークで空振り三振に仕留めた。190センチ、97キロの体格は魅力。借金は今季ワーストタイの3となったが、岸田監督も「これを継続できるようにやってもらうしかない」と期待を込めた。「本当に1試合ずつ、1イニングずつ投げないと、信頼は回復できない」と前だけを向いた25歳。どん底を知る男は強い。(長田 亨)

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