【日本ハム】新庄剛志監督「不思議な決め方」矢沢宏太サヨナラ悪送球呼ん打!8日ぶり2位浮上

スポーツ報知

右前安打を放った矢沢をハイタッチで迎える新庄監督(右)(カメラ・池内 雅彦)

 外寄りの変化球を、日本ハム・矢沢は思い切り引っ張った。同点で迎えた9回1死一、二塁で一、二塁間を破る右前打。バックホームが悪送球となると、1度は三塁に止まっていた二塁走者・有薗がサヨナラのホームを踏んだ。新庄剛志監督(54)は「矢沢くんに『決めてこいよ、頼むぞ』って言ったら不思議な決め方してきましたね」と笑った。

 休ませた主砲が、勝負手になった。福岡からの移動ゲーム。球宴組で疲労が心配される、レイエスと水野をスタメンから外した。2点を追う8回、2死満塁でレイエスを代打起用すると、左翼線に同点の2点二塁打。「よかった、モーレ(レイエス)休ませといて(笑)。(スタメンだとチャンスに)はめ込めないからね」。最高の場面での代打コールに「球場の雰囲気、最高でしたよね」とうなずいた。

 快勝の中でも、不満を示す場面があった。3回までに3死球を受けると、ベンチで指を3本立て無言の抗議。合計5死球に、「ちょっとデッドボール多かったですね。それはちょっと考えてもらいたいですね」。主力を休ませる運用も含め、故障リスクには細心の注意を払っているからこそ、一言もの申した。

 終盤の逆転で8日ぶりの2位浮上。「出すメンバーは自信持って出してるから。負けてたら『何で出さないんだ』(と言われるけど)、この先もあるから」。就任5年目。育て上げてきた選手層の厚さで、シーズン終盤戦を乗り切っていく。(山口 泰史)

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