
◆パ・リーグ オリックス9×―6楽天(3日・東京ドーム)
オリックス・来田涼斗外野手が、プロ初のサヨナラ打で試合を決めた。同点の9回1死一、二塁で楽天・藤平から右中間へこの日2本目の一発となる4号3ラン。左手首違和感の4番・太田に代わって途中出場ながら今季2度目の1試合2発、自己最多タイ5打点の大暴れに、お立ち台で「完璧でした。めっちゃ気持ちいいです」と喜びを爆発させた。
カウント2―1から、相手守護神のフォークをジャストミート。「本当にいい投手のなかで、真っすぐのタイミングで変化球に対応できた。いい感触でいい打撃ができた」と興奮気味に振り返った。「緊急だったので、足元がフワフワしていた。(それでも)気持ちの準備はしっかりできていた」と代打で出番がめぐった初回は、2死二塁から左翼フェンス直撃の適時二塁打。3点を追う6回にも右中間に一発を放り込み、「チーム全体としても全然、諦めていなかった」と、最大5点差をつけられながらも食らいつく執念を体現した。
チームは17年ぶりとなった東京ドームでの主催試合に集まった4万1015人の前で、今季7度目のサヨナラ勝ち。勝率5割に復帰し、CS圏内の3位・日本ハムとのゲーム差を6・5に縮めた。「本当に1試合1試合を大切に、一生懸命やっていきたい」と、残り45試合も死に物狂いで戦うことを宣言した来田。真夏のメイクドラマを、大反攻につなげる。