
5月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受けたオリックス・山下舜平大投手(24)が28日、オフ返上でリハビリを行った。チームは1、2軍ともに29日から再始動するが、大阪・舞洲の球団施設で電気治療や温冷の交代浴。来季中の完全復活を目指し、日々前進する決意を明かした。
「チームのスケジュールに左右されることなく、今できることをやっておかないといけない」。7月9日に右肘靱帯の再手術を受けた育成右腕・前と2人で、球団スタッフも不在だった舞洲で状態を確認。今後は段階を踏みながら右肘にも負荷をかけていく予定で「一日一日を大切に過ごしていきたい」と前を向いた。
左肘に同様の手術を受けたエース・宮城とともに今季中は不在。勝率5割で前半戦を終えた岸田監督は「先発で宮城、ペータ(山下)が離脱したところが、6月になってから効いてきました」と総括した。「投手として、つらい気持ちはあります」と現実を受け止めた161キロ右腕は、10月のキャッチボール再開が目標。固い信念を持ち、理想の到達点へ歩む。(長田 亨)