
◆ファーム練習試合 オリックス―ロキテクノ富山(19日・大阪シティ信金スタジアム)
オリックス・才木海翔(かいと)投手(26)が、復活への一歩を刻んだ。昨年10月に受けた右肘の関節鏡視下骨棘切除術・遊離体骨片切除術から4月に一度は実戦復帰したが、上半身のコンディション不良で再びマウンドから遠ざかっていた快速リリーバー。19日、ファーム練習試合・ロキテクノ富山戦で1回を1安打無失点に抑え、最速も152キロを計測した。
「全く不安なく投げられたし、真っすぐもしっかりと腕を振れた。状態はいいですね」。5月4日のファーム・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)以来となった実戦登板。12球の中では生命線の直球、決め球のフォークを確かめた。出力に加え、投球時の並進運動にも一定の手応え。今後は状態を確認しながらファームで登板を重ねる予定で、見守った岸田監督からは「投げて(体の反応を)見て、という感じで状態を上げていけばいい」と声を掛けられた。
25年は自己最多の38試合で4セーブ11ホールド、防御率1・87。救援陣では椋木、マチャドの8、9回が盤石で、師匠と仰ぐ岩崎や寺西、山崎に吉田らが奮闘する。「昨年と(状況は)全然違う。もう一回、2軍で結果を出して1軍に上がりたいです」。気迫を前面に出しながら、打者を圧倒するのが本来の姿。完全体で戻る。(南部 俊太)