
◆パ・リーグ 西武4―1オリックス(23日・ベルーナドーム)
オリックス・内藤は素直に喜べなかった。「本当に反省です。守備も走塁もできないと、生き残れない」。今季初めて1軍昇格を果たし、目標だった4番で即スタメン出場。プロ4年目で初めて座ったイスは、居心地も微妙だったはずだ。
1点を追う4回1死一塁で2年ぶりの安打。森友の本塁生還は西武の中継プレーに阻まれたが、左越え二塁打を放った。「バットが固いんだから、柔らかく。ムチのようなイメージで」。ファームで高橋打撃コーチに教わり、体に覚え込ませたスイングで長打力を発揮。しかし、直後の二塁けん制死で流れを手放した。
「自分の足(走力)も考えて、リードの大きさとかもやらないと」。勝敗に直結するミスではなくても、厳しさを味わった。岸田監督は笑みを見せながら「バーンと打って、気持ち良かったんじゃないですか。ちょっと気持ちが浮かれていたのかも…」と今回は“指導1”とした。
憧れは球団OBで、同じ背番号25を受け継いだ李大浩さん。「ちゃんとした4番打者になりたい」と決意した。180センチ、103キロの大砲候補。打線の軸を担う資格は持っている。 (長田 亨)