【オリックス】山下舜平大、米国の病院で右肘のじん帯再建術 開幕前に離脱で状態上がらず決断 来季中の完全復活目指す

スポーツ報知

オリックスの山下舜平大

 オリックス・山下舜平大投手(23)が米国の病院で、右肘の靱帯(じんたい)再建術を受けたことが14日、分かった。プロ6年目の今季は右肘のコンディション不良で開幕前に離脱。4月にはスローイングを再開していたが、思うように状態が上がらなかった。球団とも話し合いを重ね、今月上旬までに手術が決定。先発の軸として期待される161キロ右腕は、来季中の完全復活を目指すことになった。

 山下が重要な決断をした。開幕前に右肘のコンディション不良で離脱し、最近はノースロー調整。複数回にわたり、検査を受けてきた。球団側とも話し合いを重ね、今月上旬までに方向性が決定。渡米し、右肘靱帯の再建術を受けた。長期離脱というショックは大きいが、まだ23歳。来季中の完全復活だけを見据えた。

 4月にはスローイングを再開した。「まだまだいける時期なので」と5月中の1軍復帰を思い描けるまで回復していた。しかし、その後のリハビリは一進一退。現状を踏まえ、最善策を模索してきた。従来のトミー・ジョン手術より早い、1年前後での競技復帰を目指したい山下の意思を受け止め、球団側も米国での手術に理解を示した形だ。

 プロ6年目の山下は昨年、4試合で1勝無敗、防御率1・25。成長過程による腰のコンディション不良を乗り越え、21回2/3で31奪三振と圧倒していた。「一年間完走して、規定投球回をクリアしたい。リーグ優勝、日本一を目指して頑張りたい」と今季に懸ける思いを打ち明け、1月の自主トレからキャンプと順調に消化。3月20日の阪神とのオープン戦(京セラD)で登板を回避すると、状況が一変した。それでも、ファームでは右肘周辺や全体的な筋力強化を徹底。可能な限りのメニューにも取り組んでいた。

 3年ぶりの優勝を目指すチームは、貯金8で首位を守っている。本来なら山下とともに先発の両輪として期待されるエース・宮城も左肘内側側副靱帯損傷で離脱中。今後は術後の経過を見守りながら、帰国後のリハビリに備えることになりそうだ。一番の武器は最速161キロの剛速球。明るい未来を信じ、舜平大は前へ進む。

 ◆山下舜平大のこれまで

 ▼25年9月7日 開幕前に発症した成長過程による腰のコンディション不良が回復し、日本ハム戦(京セラD)で復帰。同年は4試合で1勝1ホールド、防御率1・25。

 ▼26年1月22日 大阪・舞洲で自主トレを公開。

 ▼2月18日 26年の初実戦となった練習試合・サムティ戦(SOKKEN)で、2回を無安打無失点。

 ▼3月11日 ロッテ戦(ZOZO)に先発し、今季の実戦では最長となる5回2/3を3失点、6奪三振。最速は155キロ。

 ▼3月20日 右肘の不調で阪神戦(京セラD)の先発登板を回避し、離脱。翌21日から大阪・舞洲でリハビリを開始。

 ▼4月7日 スローイングを再開したが、4月中にノースロー調整となった。

 ◆山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年7月16日、福岡県生まれ。23歳。福岡大大濠では甲子園出場なし。20年のドラフト1位でオリックス入団。プロ3年目の23年に球団では69年ぶりとなる1軍初登板で開幕投手。同年は9勝3敗、防御率1・61でパ・リーグ新人王を受賞した。名前の由来は経済学者のヨーゼフ・シュンペーターから。通算成績は34試合で13勝9敗1ホールド、防御率2・19。190センチ、100キロ。右投右打。年俸3000万円。

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

パ・リーグ.com ニュース

【オリックス】山下舜平大、米国の病院で右肘のじん帯再建術 開幕前に離脱で状態上がらず決断 来季中の完全復活目指す