ロッテ・高橋快秀「自分の投球ができたら支配下になれると思っています」ファームで8試合に登板し防御率0.00

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ロッテ・高橋快秀(撮影=岩下雄太)※撮影日=26年1月28日
ロッテ・高橋快秀(撮影=岩下雄太)※撮影日=26年1月28日

 ロッテの育成2位・高橋快秀(四国ILplus・徳島)は、ここまで二軍戦に8試合・8回を投げ、2セーブ、防御率0.00に抑えている。

 5月5日の楽天二軍戦では4-6の9回に登板すると、先頭のワォーターズを1ボール2ストライクから134キロのフォークで空振り三振、続く小森航大郎を3ボール2ストライクから132キロのスライダーで空振り三振、最後は吉野創士をスライダーで3球三振と、1イニングを三者連続三振に抑えた。

◆ 開幕から安定した投球

 高橋快は徳島時代に、ソフトバンク、巨人といったNPB球団との対戦経験があり、昨年11月21日に行われた取材で、「4月にソフトバンクさんと試合をやらせてもらって、栗原選手が試合に出ていたんですけど、一軍でバリバリ活躍している選手を2打席抑えられたのは、すごく自信になりました」と、昨年4月16日に筑後で行われたソフトバンクとの交流戦に先発し、0-0の初回二死走者なしの場面、栗原陵矢を2ボール1ストライクから128キロのスライダーで中飛に打ち取ると、続く0-0の3回二死一、二塁の対戦でも1ボール1ストライクから3球目の146キロストレートで一ゴロに打ち取り、自信を掴んだ。

 新人合同自主トレでは1月23日に初めてブルペン入りし、「ちょうどいいタイミングで入れたかなと思います」と捕手を立たせて20球を投げ込んだ。春季キャンプはファームで迎え、2月23日のチェコ代表との親善試合に登板し1回を投げ1失点。

 3月14日の日本ハム二軍戦で、二軍公式戦初登板を果たすと、1-6の7回先頭の清宮幸太郎を2ストライクから3球目の146キロストレートで二ゴロ、続く代打・梅林優貴を2ボール1ストライクから4球目の147キロストレートで二ゴロ、有薗直輝を1ボール1ストライクから3球目の146キロストレートで右飛と1イニングを三者凡退で片付けた。

 初登板でいきなり一軍で結果を残す清宮との対戦になったが、高橋快は「すごいいいバッターと対決できる中で、しっかり自分の球で勝負できたのはいい経験というか、僕の力になったのかなと思います」と振り返った。

 この登板では佐藤都志也とバッテリーを組み、ファームには一軍経験豊富な田村龍弘もいる。高橋快は「まっすぐの使い方とか変化球の使い方、一軍で経験されている方なので、しっかり明確にアドバイスをいただいてすごい勉強になっています」と感謝した。

 3月18日の楽天二軍戦では、走者がいない時も時折クイックで投げ、打者のタイミングを外すなど工夫をみせ、1回を無失点。3月21日の西武二軍戦では、4-1のセーブシチュエーションの9回に登板。エラーが絡んで失点したものの、リードを守りきりプロ初セーブをマークした。

 3月29日のオイシックス戦では、10-1の9回一死走者なしで田中俊太に2ボール2ストライクから空振り三振を奪った6球目のインコース129キロ縦に落ちるスライダーが良かった。

 プロ入り前に自信があると話していたスライダーは「球速自体をもう少し上げたくて、空振りの取れるスライダーを目指してやっています」と3月27日の取材で話していたが、それから1ヶ月が経って現在は「スライダーはもともと自信があったので、あの三振(オイシックス戦・田中俊太の三振)はそんなに自分の中で普通というか、良かったというか、1つ三振を取れる球ではあります」と自信を見せた。

 4月28日のソフトバンク二軍戦、1-0の9回にマウンドに登板し、先頭のイヒネに3ボール2ストライクから投じた6球目のインコース134キロフォークで空振り三振は良い落ちだった。「入団の時から練習していたんですけど、試合でも投げていて全然決まらなくて、この試合は結構、一番良かったかなと思います」と納得のいくフォークボールが投げられた。

 その後、安打と2つの四球で満塁のピンチを招いたが、「普段投げる試合よりかは意識、緊張はありましたが、しっかりゼロに抑えられて良かったなと思います」と、最後はオスーナを三ゴロに仕留め、2セーブ目をあげた。

 今後に向けて、「意識することなく今まで通り、自分の投球ができたら支配下になれると思っています」と決意を述べた。高橋快の同学年には、寺地隆成、木村優人などがいる。1日も早く支配下選手登録を掴むため、結果を残していく。

取材・文=岩下雄太

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