【楽天】「ホームランゾーン」利用されて完敗 三木肇監督「今年の球場はこれだから」 本塁打増の期待も被弾増の危険性

スポーツ報知

3回1死一塁、柳田悠岐(右)に右越え先制2ランを打たれる古謝樹(カメラ・山崎 賢人)

◆パ・リーグ 楽天1―6ソフトバンク(1日・楽天モバイル)

 楽天が開幕戦白星から4連敗を喫し、試合終了時点で単独最下位に転落した。ソフトバンクの先発はWBC台湾代表で来日初登板となった徐若熙(シュー・ルオシー)だったが、最速155キロの直球を軸とした投球の前に6回3安打で無得点。9回に2死三塁から相手の暴投で何とか今季2度目の完封負けは阻止したが、冷え込む気温同様の内容だった。

 「台湾の至宝」の異名をとる右腕から唯一の好機をつくった6回1死一、二塁では、そこまで2安打していた辰己が痛恨の遊ゴロ併殺。リーグ2連覇中の王者に本拠地開幕から2日続けて力負けした。三木監督は徐若熙について「しっかり抑えられてしまった。まあねえ…。いい投手がいい投球をするとなかなか(攻略が)難しいのは分かってるんだけど、そうは言ってられないので。今から(ミーティングで)ちょっと話します」と話した。

 投げては先発の古謝が3回に柳田に右翼への先制2ランを被弾。6回には宋家豪が近藤に左翼へ2ランを被弾してリードをさらに広げられた。この2発はともに「ホームランゾーン」に着弾したもの。昨季までなら外野フライだった可能性もある。

 今季から楽天モバイル最強パークに名前が変わった同球場は、外野フェンスが新設された。左翼、右翼ともにポール際の距離に変更はないが、左中間付近が6メートル、右中間付近が4メートル、それぞれ前進。風向きを考慮し、左翼側をより前方にした。昨季のチーム本塁打数が12球団最少となる70本だった楽天。今回の改修で、多くのイーグルス党が待つ左翼席への本塁打が増えることが期待されているが、2試合で自軍のアーチは生まれることなく、逆に相手に狭くなった球場を利用された。

 指揮官は「今年の球場はこれだから。去年はどうとか全く思ってませんけど。ホームランはホームランなので、そこは今後どう対策するかでしょうね」と唇をかんだ。なお、新設された外野フェンスまでの距離は以下の通り。

 ▽本塁~レフト際 100・1メートル(変更なし)

 ▽本塁~左中間 最大110メートル(従来は116メートル)

 ▽本塁~センター 122メートル(変更なし)

 ▽本塁~右中間 112メートル(従来は116メートル)

 ▽本塁~ライト際 100・1メートル(変更なし)

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