
◆パ・リーグ オリックス0―10楽天(27日・京セラドーム大阪)
オリックス・寺西成騎投手(23)が、プロ2年目のブレイクを予感させた。8点ビハインドの3回から3番手で登板し、6イニングのロングリリーフ。7回と8回に1点ずつを失ったものの、最速154キロの直球を軸に4つの三振を奪う力投を見せた。「アピールする立場なので、いい投球をしようと。まっすぐがよかった。ある程度投げたいところにも投げられた」と、84球の力投に手応えを示した。
WBC帰りの開幕投手・宮城に球数制限があったこともあり、この日はブルペン待機。「体力温存とかはせずに、最初から飛ばしていけるところまでいこう」と、エンジン全開で立ち向かった。その中でも、6イニング目に150キロ台を出せたことは収穫のひとつ。2日のWBC日本代表との強化試合(京セラD)で大谷らメジャー組を封じ、2回完全投球を見せた男は「WBC(侍ジャパン)相手の時からちょっとずついい球が投げられている。そこはひとつ自信というか、強気に攻められている」とうなずいた。
岸田監督は「球数の方も最後はいっていたけど、頑張って投げたと思います。ナイスピッチング」と右腕をたたえ、今後の先発ローテ入りを改めて明言。チームは94年以来4度目の開幕戦2ケタ失点となったが、面白い存在が出てきた。