いよいよ3月27日に2026年のプロ野球が開幕する。今季はどのチームがリーグ優勝するのか、どの選手がタイトルを獲得するのか、興味は尽きない。開幕を前に今回は、チームの主力として活躍しているが、意外にもベストナイン、ゴールデン・グラブ賞、新人王といった個人表彰を除き、個人タイトルに縁のない選手を見ていきたい。
宮城大弥(オリックス)がその一人。宮城はプロ2年目の21年に13勝、防御率2.51の成績を残し新人王に輝き、同年から3年連続二桁勝利。23年には防御率2.27をマークするも、意外にも個人タイトルと縁がない。24年には最優秀防御率のタイトルを狙える位置につけ、最終登板となった楽天戦で6回、自責点1にまとめたが、規定投球回に1回1/3足りなかったことに加え、降雨コールドにより最優秀防御率獲得とはならなかった。
森下暢仁(広島)もそうだ。森下は20年に10勝、防御率1.91と抜群の安定感で新人王に輝く。3年目の22年にリーグ最多の178回2/3、2完封をマークするも防御率はリーグ9位の3.17。2年連続で防御率2点台と安定した投球を見せているが、タイトル獲得までには至っていない。
野手では西川龍馬(オリックス)が、広島時代の23年にベストナインを受賞するも、意外にも個人タイトルに縁がない。故障による離脱も多く、昨季はシーズン終盤まで打率リーグトップも、最終盤に故障で離脱し規定打席に届かず。離脱前は打率.310と首位打者を狙える位置につけていただけに、痛い怪我だった。今季こそ、首位打者獲得に期待だ。
今季で来日6年目を迎えるオスナ(ヤクルト)も22年にベストナインを受賞しているが、打撃の個人タイトルとは縁がない。オスナは1年目の21年を除き、打点はリーグトップ10に入っている。昨季もリーグ5位の67打点を挙げた。村上宗隆(ホワイトソックス)がメジャー挑戦した今季、ポイントゲッターとして打点を稼ぎ、打点王のタイトルを獲得できるか注目だ。
その他、野手では栗原陵矢(ソフトバンク)、桑原将志(西武)、坂倉将吾(広島)、投手では上沢直之(ソフトバンク)、高橋光成(西武)、栗林良吏(広島)などが個人タイトルを獲得したことがない。