
オリックスからドラフト5位で指名された佛教大・野村亮輔投手(22)が「鉄腕」襲名を誓った。28日、京都市内の同校で、山口アマチュアスカウトグループ長らから指名あいさつを受けた最速152キロ右腕。「熱い気持ちになった。1年目は先発であれば2ケタ勝利だったり、高いところを目指していきたい」と即戦力としての期待を意気に感じ、野球人生の原点を明かした。
滋賀出身。虎姫中時代は元巨人・桑田真澄氏への憧れから、毎日10キロ以上のランニングを日課とした。「台風で、ゲリラで町が洪水しかけていても走り続けていた」と一度決めたことは、とことん突き詰める性格。中日・工藤公康新監督が動画サイトで紹介していたチューブトレーニングにも地道に取り組み、佛教大進学後に一気に才能を開花させた。
滋賀・綾羽高時代から本格的にウェートトレーニングを始め、背筋力は驚異の340キロ。スタミナが最大の武器で「試合中に疲れは全然、感じないタイプ。鉄腕で、ずっと先発でもリリーフでもいけるような。『現実でおるのか?』くらいの選手を目指したい」とフル回転を宣言した。ファンにも親しまれそうな「ノムさん」のあだ名。タフなプロ野球人生が幕を開ける。(南部 俊太)
◆野村 亮輔(のむら・りょうすけ)2004年10月1日、滋賀・長浜市生まれ。22歳。虎姫小2年時から虎姫ヤンチャーズで野球を始め、虎姫中では湖北ボーイズでプレー。滋賀・綾羽を経て、佛教大では京滋大学リーグで通算11勝2敗。3年時の25年秋に連盟特別賞、4年時の26年春に敢闘賞を受賞。変化球はチェンジアップ、フォーク、スプリット、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、シュートを操る。178センチ、90キロ。右投左打。