【楽天】小笠原道大氏をコーチ招へい、通算378発レジェンドの指導に期待…波留敏夫氏、増井浩俊氏、赤堀元之氏も入閣 今季最下位からの逆襲へ準備着々

スポーツ報知

小笠原道大氏

 楽天が元巨人の小笠原道大氏(53)、今季までオリックスでヘッドコーチを務めた波留敏夫氏(56)、元オリックスの増井浩俊氏(42)、ハヤテ監督の赤堀元之氏(56)を来季のコーチとして招へいすることが28日、分かった。

 今季最下位からの巻き返しを期す楽天が首脳陣のテコ入れを図る。まずはプロ19年間で378本塁打を放った小笠原氏だ。96年ドラフト3位で日本ハムに入団し、活躍。06年オフにFAで巨人入りすると、07年から4年連続30本塁打をマークした。引退後は指導者として中日、日本ハム、巨人で豊富な経験を持つ。今季、チーム打率2割3分9厘、同本塁打数103はいずれもリーグ5位。473得点は同ワーストだった。フルスイングが代名詞のレジェンドには攻撃面改善への期待がかかる。

 今季オリックスでヘッドコーチだった波留氏も迎え入れる。横浜(現DeNA)などでプレーし、23年からオリックスの育成チーフコーチに就任した。その後2軍監督などを歴任。熱心な指導に定評があり、伸び盛りの選手が多い楽天には貴重な存在となりそうだ。

 投手部門には指揮官と縁のある2人が加わる。日本ハムやオリックスで活躍した増井氏は、指導者デビューとなる。日本ハム時代には当時投手コーチだった吉井監督に師事していた。2度の日本一を経験し、15年のプレミア12、17年のWBCでは侍のユニホームにも袖を通していることも心強い。

 現役時代に近鉄で最優秀救援投手を5度獲得した赤堀氏は、コーチとしても経験豊富。吉井監督とは近鉄時代のチームメートでダブルストッパーとして起用された時期もあり、今度は指導者として“タッグ”を組む。

 役職は今後最終調整する見込み。元ロッテの大塚明氏(51)の就任も決定しており、既に発表された鶴岡慎也氏(45)も加入する。逆襲を目指してコーチ陣を“大型補強”した。

 ◆小笠原 道大(おがさわら・みちひろ)1973年10月25日、千葉市生まれ。53歳。NTT関東から96年ドラフト3位で日本ハム入り。2006年に本塁打&打点王で、パ・リーグMVP。FAで巨人に移籍した07年には史上2人目となる両リーグMVP。13年オフに中日に移籍し15年に現役引退。16年から4年間、中日2軍監督を務め、20、21年は日本ハムのヘッドコーチ。22年は巨人の2軍打撃コーチ、23年は同3軍打撃コーチを務めた。通算1992試合出場、打率3割1分、2120安打、378本塁打、1169打点。179センチ、86キロ。右投左打。

 ◆増井 浩俊(ますい・ひろとし)1984年6月26日、静岡県生まれ。42歳。静岡高、駒大、東芝を経て、2009年ドラフト5位で日本ハム入団。12年に最優秀中継ぎ。15年のプレミア12、17年のWBCで日本代表。17年オフに国内FA権を行使し、オリックス移籍。22年限りで現役引退した。通算551登板で41勝47敗163セーブ158ホールド、防御率3.08。181センチ、77キロ。右投右打。

 ◆波留 敏夫(はる・としお)1970年5月25日、京都府生まれ。56歳。社会人野球の熊谷組から93年ドラフトで横浜(現DeNA)に入団。横浜、中日、ロッテで11年間プレーし、通算913試合出場。2004年に引退後は横浜、DeNA、中日、オリックスでコーチを歴任。今季はオリックスでヘッドコーチ。174センチ、75キロ。右投右打。

 ◆赤堀 元之(あかほり・もとゆき)1970年4月7日、静岡・藤枝市生まれ。56歳。静岡高から88年ドラフト4位で近鉄入り。92年には最優秀防御率と最優秀救援投手の2冠。通算58勝45敗139セーブ。2004年の引退後はオリックス、ヤクルト、中日などでコーチを歴任。24年からは、くふうハヤテ(現ハヤテ)で監督。182センチ、83キロ。右投右打。

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