
◆2026年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(22日)
大阪の公立校の星・香里丘の岡本翔斗投手(3年)が、日本ハムから5位指名を受けた。
枚方市内の同校で、仲間とともに運命の行方を見守った。MAX148キロの右腕は指名された瞬間、天井を見つめると、左手で涙をぬぐい、河本拓也監督と抱き合った。集まった野球部員48人から「すごーい」という歓声と大きな拍手が送られると改めて喜びをかみ締めた。「本当にほっとした気持ちでいっぱいです」と瞳をうるませた18歳。同校初のプロ野球選手となり「今日の指名で一つ夢は叶ったんですけど、これがゴールではなくてスタートラインだと思うので、プロ野球選手になって活躍するというもう一つの夢をかなえに行きたいと思います」と言葉に力を込めた。
岡本は香里丘入学後、1年夏からエースナンバーを背負った。今夏の選手権大阪大会3回戦で、春の府大会準決勝で大阪桐蔭を倒した関大北陽打線を相手に毎回の11奪三振。キレのある直球とさまざまな変化球を使いこなし、7安打3失点で8イニングを投げきった。1―3で敗れはしたものの、しなやかな投球フォームから繰り出される堂々のピッチングが日本ハムスカウトの目に留まった。仲間に胴上げされ、肩車で祝福されてようやく戻った笑顔。「まずは体づくりに重きを置いて取り組みたいですし、最多勝というタイトルが自分の目標です」ときっぱり言い切った。
大阪の公立高校の選手が指名されたのは、15年楽天7位の村林一輝(大塚・内野手)以来、15人目。投手となると、04年阪神10巡目の水落暢明(信太)以来、22年ぶり12人目となった。