
オリックス・岸田護監督(45)が20日、秋の強化指定を「U―29」に限定した。11月から高知キャンプと大阪・舞洲の残留組にメンバーを振り分け、個々の課題を取り組ませる方針。「30(歳)オーバーはメニューに入っていない。(高知と大阪の)両方でコーチがしっかり見る」と狙いを打ち明けた。
「当然(戦力の)底上げというところと、新たに取り組まなければいけないところもある」。10日からの秋季練習と並行し、各選手には外部施設に通わせている。踏み込み時に地面から受ける地面反力など、各数値を測定中。「基礎体力としては、器をちょっと大きくしていかないといけない。(メンバーを)振り分けないと、混雑して大変なことになる」と場所と時間を有効活用するつもりだ。
支配下選手が中心となる高知には、育成枠で獲得した台湾出身の2選手も参加する予定。この日、舞洲で初めてブルペンに入った最速153キロの18歳右腕・許は「キャンプへ行って自分の特長を発揮できるように。自分のことを知らない人たちにも(投球を)見せたい」と目を輝かせた。今季は2年ぶりのBクラスとなる4位。若手、中堅が奮起してこそ、チームの再建が現実となる。