
オリックスのヘッドコーチに前楽天監督の三木肇氏(49)が就任することが19日、分かった。今季は2年ぶりのBクラスとなる4位に沈み、すでに波留敏夫ヘッドコーチ(56)が退団。水面下で後任候補をリストアップし、この日までに三木氏へ打診していた。
三木氏は選手時代をヤクルトや日本ハムで過ごし、指導経験が豊富。ヘッド職や1、2軍の監督も歴任してきた。来季で岸田護監督(45)は就任3年目。今季途中まで同じパの球団を率いた三木氏の存在は大きくなりそうで、2軍監督は今季限りで現役を引退した平野佳寿投手兼投手コーチ(42)が務める見通しだ。
打撃部門は川島慶三打撃コーチ(43)が自身の申し入れによって退団。今季限りで楽天を退団した下園辰哉打撃コーチ(41)を招へいすることも判明した。下園コーチは選球眼に優れた左打者として、横浜とDeNAで選手、コーチを経験。昨年から楽天に在籍していた。今季の483得点はリーグ5位。熱心な指導とデータ分析にもたけており、打力強化に加え、来田や麦谷、山中ら左打者の育成にも期待がかかる。
◆三木 肇(みき・はじめ)1977年4月25日、大阪府生まれ。49歳。上宮から95年のドラフト1位でヤクルト入団。2008年にトレードで日本ハムへ移籍し、同年限りで現役引退。ヤクルトでヘッドコーチなどを歴任し、19年に楽天の2軍監督。20年に1軍監督。21年は2軍監督に配置転換され、25年から再び1軍監督。今年6月に休養が発表され、退団した。通算成績は359試合で打率1割9分5厘、2本塁打、14打点。180センチ、75キロ。右投両打。
◆下園 辰哉(しもぞの・たつや)1984年11月22日、宮崎県生まれ。41歳。宮崎日大から九州国際大を経て、06年の大学・社会人ドラフト4巡目で横浜(DeNA)入団。17年限りで現役を引退し、20年にDeNAの2軍打撃コーチ。24年に退団し、25年から楽天の2軍打撃コーチ。同年途中から1軍を担当していた。通算成績は656試合で打率2割6分3厘、16本塁打、110打点。179センチ、81キロ。左投左打。