ロッテ・髙部瑛斗「体づくりと技術不足を補えるように」〜10月19日のZOZOマリン秋季練習〜

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ロングティーを行うロッテ・髙部瑛斗(撮影=岩下雄太)
ロングティーを行うロッテ・髙部瑛斗(撮影=岩下雄太)

 ロッテの秋季練習が19日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 髙部瑛斗は昨季のZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習では、「疲れた中で自分の体が動くのかとか、自分の動き、疲れた時にこういう動きになるなとかも考えながら。きついなりに考えてやりたいと思います」と限界まで追い込んでいたが、この秋は「体づくりと技術不足を補えるようにと思ってやっています」と体力強化、技術練習で重点的に鍛えていく。

 強く振ることを意識した昨季8月以降の打率は.337をマークしたが、都城春季キャンプでは「今年は強くというよりは、バランスよくですね。体全体の割合が強くという感じです」と話していた。5月17日の取材で、春季キャンプの時と変わらず同じ意識で打っているのか訊くと、「詳しくはあまり言えませんが、真逆のことをやっています。(幹となる部分を)変えてるっすね。イメージは変えています」と告白。ただ、シーズン最終盤の9月27日の取材では「今は逆にバランスを意識しているので、バランスよく自分の振りたいように振れるにはどうしたらいいかなというのを考えながらやっています」とのことだった。

 この秋はバランスよく振ることを継続していくのだろうかーー。

 「バランスよくも続けていますし、バランスが悪くなる理由を見つけてやることもありますし、左手の使い方、足の使い方、イメージとかを自分の中ではっきりさせて練習しています」

 9月27日の取材で「自分の今できることを理解してやれば、少しは勝負できると思う」と話していたが、現在は「その時はそうでしたけど、今は自分のポテンシャルというか、技術イメージをまとめてこれなら勝負できるなというものを作るのが先決。まず体を見直して、もっと自分の幅を広げて、もっと自分の技術を浸透させたいなと思います」と説明した。

 昨年は年末年始も休まず自身と向き合いトレーニングに励んできたが、今年も「年内は体づくりを中心に体をメインにやりながら、年を明けてから技術をやっていきたいと思っています。予定は予定なので色々ありますけど、休む気はないです」と言い切った。

 来季に向けた巻き返す準備は始まっている。

◆池田「この秋から“芯”を作っていきたい」

 髙部の大学の後輩・池田来翔は今季、シーズン自己最多の86試合に出場したが、打席数は前年の249から94打席にとどまり、打率.222、0本塁打、1打点だった。

 「代打、途中出場が多くて、いろんなことを考えすぎてこういう結果になったと思うので、去年も言いましたけど、この秋から“芯”を作っていきたいです」

 この秋の打撃練習では、ノーステップ、すり足気味に打ち、左の打撃投手の時はさらに深く沈み込んでノーステップ、すり足気味に打っていることが多い。この日の打撃練習、実戦形式の練習でもノーステップ、すり足気味に打っていた。

 「なるべく確率良く捉えられるように。確率良く自分のタイミングを取れるようにやっていきたいので、まず動きを小さくして、そこから足を上げたり、いろんなことをやっていけたらなと思います」

 この秋、冬は「開幕から出ることを準備して、技術的なことでは取り組んでいることをより自分の形にできるようにやっていきたいです」と前を向いた。

◆ 横山「自分の能力アップにつなげていくようなオフシーズンにしたい」

 髙部と同じドラフトでプロ入りした横山陸人は今季、守護神のポジションを勝ち取り、35セーブを記録し、最多セーブのタイトルを獲得した。

 個人タイトル獲得もそうだが、プロ7年目で初めて開幕から最後まで一軍で戦い抜いた。「初めて1年間ずっと一軍にいたので自信になりました。これを継続していかないと意味がないので、来シーズン以降も離脱することなく、やっていきたいと思います」

 来季に向けて、秋以降は「今シーズン中もずっと言われていた奪三振能力というところが、クローザーとしてはまだまだ物足りないところ。そこを上げていくためにはどうしていくか自分で考えながら、データを見ながらや自分の能力アップにつなげていくようなオフシーズンにしたいかなと思います」と意気込んだ。

取材・文=岩下雄太

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