【オリックス】U―18台湾代表主将の張乙安、球団初の二刀流に意欲「レギュラーつかみ、メジャーに行けるよう」

スポーツ報知

入団会見を行った(左から)許宸緯、張乙安(カメラ・南部 俊太)

 オリックスが育成枠で獲得した張乙安(ジャン・イーアン)内野手(18)が18日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見を行った。「第14回U―18アジア選手権」で台湾代表の主将を務め、6試合で打率4割4分4厘、6打点。「日本でレギュラーをつかみ、メジャーに行けるように」と大きな夢を描いた。投げても最速149キロを誇る右腕。「チャンスがあれば、投手も練習できたら」と、球団初の二刀流挑戦にも意欲満々だ。

 「紅林選手を尊敬しています。若いけど主力になっているので」。まずは遊撃で成功することが目標。入団が決まると、今季チーム最多の18本塁打を放った同じ右打者の映像を確認し、日本でプレーするイメージを膨らませてきた。この日からチームに合流し、憧れの正遊撃手と初めて合同練習。「体が大きいね!」と早速、うれしい言葉をもらった。「打撃、守備ですごい。まだ遠い存在だけど頑張りたい」と刺激を受けた様子だ。

 穀保家商高で2学年上だった陳は、在籍2年目の今季に支配下登録を勝ち取り、1軍デビュー。「言葉の勉強はすごく大事。自分の気持ちを言えるようになると、メンタルも良くなる」と心構えを教わり、さっそく日本語のあいさつを練習中だ。「早ければ早いほどいい。2年以内で支配下になりたい」と先輩のような“出世”を目指し、まずは1か月間、チームの練習に参加予定。前途有望な18歳が、日本でひと回りもふた回りも大きくなる。(南部 俊太)

 〇…張と共に育成枠で入団する台湾出身の許宸緯(シュウ・チェンウェイ)投手(18)も日本でのプレーに目を輝かせた。最速153キロの直球とスプリットを武器とする本格派右腕。西武・平良のような先発投手を目標に掲げ、10月は来日前に5回程度のブルペン投球を行ってきた。午前中は大阪・舞洲で陳らと練習。「1年目で支配下になりたい。安定した投手になって、メジャーにも行きたい」と鼻息を荒くした。

 ◆張 乙安(ジャン・イーアン)2008年7月16日、台湾生まれ。18歳。穀保家商高から開南大へ進学。9月の「第14回U―18アジア選手権」では6試合に出場し、打率4割4分4厘、6打点。投手としても最速149キロ。スライダー、チェンジアップ、フォークを操る。180センチ、83キロ。右投右打。

 ◆許 宸緯(シュウ・チェンウェイ)2008年8月31日、台湾生まれ。18歳。秀峰高から開南大へ進学。今年6月には、母国の新北市代表チームに選出された。最速153キロ。持ち球はスライダー、カーブ、スプリット。183センチ、77キロ。右投右打。

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