
オリックス・吉田輝星投手(25)が16日、5年ぶりの先発挑戦へ決意を明かした。プロ8年目の今季は25年3月に受けた右肘のトミー・ジョン手術から復帰し、すべてリリーフで26試合に登板。「意欲を持って頑張りたい」と、日本ハム時代の22年以来となるスターターでの勝負を見据えた。
7日からのフェニックス・リーグでは先発で2試合に登板し、ともに5回を投げ切った。「8割くらいで投げるイメージの方が球速が出た。意外でした」と今季最速の152キロを計測した。今後は1か月のノースロー調整を経て、術後のケアや筋力強化に取り組む予定。平均球速150キロ超えを最大目標とし、自らを追い込む計画だ。
この日から大阪・舞洲で秋季練習に合流。岸田監督は「フェニックスでもいい感じに投げていた。楽しみです」と来季の先発ローテ入りを期待した。救援で磨いたスプリット、チェンジアップにカーブも加え、緩急を自在に操る投球が理想。新たな輝きを放つイメージはできている。(南部 俊太)