【ソフトバンク】小久保裕紀監督、3回モイネロ降板の鬼継投でアドバンテージ含めて3勝「今年で一番悪いできだった」救援陣6人がつないで鈴木豪太はCS初登板初勝利

スポーツ報知

CS最終ステージ初戦を制しナインを迎える小久保裕紀監督(中)(カメラ・池内 雅彦)

◆2026 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第1戦 ソフトバンク6―4日本ハム(14日・みずほPayPay)

 「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」最終ステージ(S)の第1戦が行われ、リーグ3連覇したソフトバンクが3位・日本ハムに逆転勝ちした。先発・モイネロが3回途中3失点で降板するまさかの展開となったが、2点ビハインドの4回に敵失などに付け込んで一挙5得点。対戦成績を2勝のアドバンテージを含めて3勝とした。日本ハムは相次ぐミスが響き、日本シリーズ進出には、残り最大6戦で5勝が必要になった。

 小久保監督は、迷わずベンチを飛び出した。3回2死満塁。昨季CS最終SでMVPに輝いたモイネロが水野への押し出し四球で3点目を奪われると、スパッと交代を決断した。「今年で一番悪いできだった。抑えていても、あそこまででした」。代わったドラ3ルーキーの鈴木豪が山県を遊ゴロに抑え、4回も9球で3者凡退。CS初登板で流れを引き寄せ、直後に一挙5得点で逆転した。

 13日の前日会見では「キーマンは先発投手」と口にしていた指揮官。今季7試合の登板で6勝1敗、防御率0・76の左腕に初戦を託した。今季は全試合自責1以下だったが、6安打に4四死球で、24年の先発転向後最短の2回2/3でKO。思わぬ展開となったが「それで(ブルペン陣)勝ってきた」と指揮官は強みを強調した。救援防御率リーグ1位(2・26)のリリーフ陣の6人がつなぎ、鈴木豪には白星まで付いた。

 日本シリーズに進出した過去2年と同じく白星発進。アドバンテージの2勝を含め、3勝とした。結果的に2点差に迫られ、エース左腕の状態も気になるところだが「勝てばいい。個人の反省も必要ですけど、振り返ってもあまり意味がない」と小久保監督。百戦錬磨の将は前だけを見ている。(森口 登生)

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