
オリックス・若月健矢捕手(31)が9日、「リセットの秋」を構想した。開幕前のWBCからフル回転だったシーズンを終え、10日から始まる秋季練習は13年目で初めて免除される予定。「(自由な)反面、難しい。どうやって過ごしていたか、いろんな先輩に聞きながら」と、7日に行われた阪神・西勇の引退試合(甲子園)で再会した楽天・伊藤光、今季限りで現役を引退した平野に助言を求めたことを明かした。
その内容は「秘密」としたが、参考にしながら練習、休養に充てる計画。今季は打率2割2分1厘に終わり「打撃が良くなかったし、スローイングも最初はボールのあれ(WBC球の影響)か分からないけど感覚が全然戻らなかった」と悔しさをにじませた。エースの宮城、山下ら投手陣に故障者が相次ぎ、チーム防御率は12球団ワーストの3・96。捕手として責任を感じており「試合を見返して、頭の改善、リフレッシュも必要。攻撃も守備も両方いいシーズンにしたい」と視野を広げるつもりだ。
この日は、大阪・舞洲の球団施設を訪問。「いざ休むとなれば、うずうずしてきます」と軽めのメニューで汗を流した。オリックス時代の同僚で、5学年先輩・西勇のラスト登板を目に焼き付け「(感情的に)来るものがある。いつまでできるかは分からないけど、息の長い選手になりたい」と決意新た。14年目への有意義な充電期間とする。(南部 俊太)