
オリックスのファームが3日、大阪・舞洲で4日ぶりに全体練習を再開した。新人捕手だった野上士耀(しきら)さんが、9月30日に19歳の若さで急逝。2日まで自主練習だった。練習前には全員が黙とう。風岡2軍監督は懸命に前を向き、選手全員へ訴えかけた。
「俺たちには野球しかないわけだから。つらいし、苦しいけど、グッと一歩を踏み出すことが大事。それが野上の供養にもなると思うので…」。野上さんは舞洲の選手寮で倒れているのを発見され、帰らぬ人になった。ほかの施設に宿泊していた寮生も順次、帰寮。球団も希望者にはメンタルトレーナーによる指導を準備し、各選手の体調に最大限の配慮をする方針だ。
同じ捕手の森友を目標とし、1軍デビューを夢見ていた野上さん。風岡2軍監督は「野球を一生懸命やるしかない。野上も空から見てくれているはずなので」と言葉をつないだ。