
オリックスは30日、野上士耀捕手が同日に死去したと発表した。19歳だった。早朝の点呼に反応がなく、午前7時45分ごろに球団職員が大阪・舞洲の選手寮の自室で倒れている野上さんを発見。駆けつけた救急隊により、同8時に死亡が確認された。
野上さんは明秀学園日立で3年時に甲子園出場を果たし、昨年のドラフト7位で入団。170センチと小柄だが、強肩強打の捕手として将来を嘱望されていた。「森友哉選手のように(体が)小さくても、パワフルな打撃ができるように」と1軍デビューを目指し、亡くなる前日の29日も練習に参加。個別メニューでは熱心にバットを振っていた。
事件性はなく、京セラDで対応した小浜球団本部長も「これからどんどん力をつけてほしいと期待していました。深い悲しみと大きなショックを受けています」と憔悴(しょうすい)しきった様子だった。家族の意向を受けて死因等は明らかにしなかった。
この日に予定されていたファームの練習試合・阪神戦(杉本商事BS)は中止。残り1試合の1軍は通常通りに活動するが、ファームは10月1日からの3日間を自主練習に切り替える予定。ほかの寮生は別の施設に宿泊させるなど、丁寧に対応していく方針だ。