
オリックス・杉本裕太郎外野手(34)が28日、パ・リーグ大トリで契約を更改した。大阪・舞洲で交渉に臨み、1000万円増の7700万円でサイン。「もうちょっと上がると思ったので、ちょっと悔しいけど…」としつつ、チーム唯一の越年交渉となった理由を打ち明けた。
25年は4年ぶりに規定打席をクリアし、16本塁打とOPS(出塁率と長打率を足した値)7割5分8厘はチームトップの成績。「チームメートの規定に乗った選手のアップ額を見て、ちょっとワクワクしていた」と臨んだ年内の下交渉では当初、900万円の増額が提示されたという。
同じ生え抜き中堅野手の中川が3000万円増の年俸1億円、頓宮が1500万円増の年俸8500万円でサインしていたこともあり「ショックというか、すごくつらかった。なかなか契約ができなかった」と希望額とは開きがあったことを吐露。1月は沖縄・宮古島で自主トレをしていたこともあり、2月のキャンプイン直前となったこの日に100万円の“上積み”を得て折り合う形となった。
「この悔しさを今年(26年)は白球にぶつけたい。キャリアハイは常に意識している」と、本塁打王に輝いた21年の32発超えを見据えた。プロ11年目で、通算100本塁打までは残り1発。残した“一片の悔い”は発奮材料に変え、ラオウが昇天を連発する。(南部 俊太)
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