ロッテ・澤田圭佑「イメージはだいぶ作れた」速くて落ちるフォークに好感触

ベースボールキング

2026.1.27(火) 21:40

1月26日にZOZOマリンスタジアムで練習を行ったロッテ・澤田圭佑(撮影=岩下雄太)
1月26日にZOZOマリンスタジアムで練習を行ったロッテ・澤田圭佑(撮影=岩下雄太)

 ロッテ・澤田圭佑は、速くて落ちるフォークに一定の手応えを掴んでいる。

 昨季終了後にフォークについて「落ちはまあまあ良かったと思うんですけど、スピードは出る時出ないときの差が出て、大事に行ってしまうカウントとかになるとスピードを殺してでも高さを間違えない思考で投げていた」と振り返り、「そこでもう1つどうするかを考えて。あとは練習量だと思うので、スピードを上げても落ちる状態にいかにどう持っていくか、この秋の課題でもあるし、来年以降の課題でもあると思うので、速くて落ちる。そこを目指して頑張ります」と、速くて落ちるフォークを目指していることをZOZOマリンスタジアムでの秋季練習で明かしていた。

 都城秋季キャンプを11月17日に終えて、11月28日の契約更改交渉での会見でフォークについて訊くと、「秋のキャンプの最後の試合で球速も結構上がってきて、落ち幅はムラがある」とした上で、「こうやっていこうというような方向が定まってきたかなくらいで、全体的な自信は全然ない。このオフは頑張るしかないですけど、今年(25年)のシーズンよりは変化していると思います」と説明した。

 12月、1月の自主トレを経て、現在のフォークは「イメージはだいぶ作れて、ここから試合とか始まるので、それでどうなるかを早く試したいというか、バッターの反応が全てではある。いろんなことを想定しながらやっていこうかなというイメージです」と、打者相手に早く投げたいようだ。

 フォークのスピードは135キロ以上を目指しているのだろうかーー。

 「そうですね、40くらいは出したいかなというのはあるので、もっと速く落ちるような感じにしていきたいですね」。

 24年秋から磨いてきたスライダーが投球を支える球種に成長したが、スライダーについては「そのまま継続というような感じで投げています。普通に安定した1球種として、計算して投げていこうかなというような感じですね」と明かした。

 昨季あまり投げなかったナックルカーブは、「カーブはないですね、全然。スライダーが縦気味にも落とせるようにもなったので、余計にカーブはもういいかなという感じでやっています」と、現時点では今季もあまり投げる予定はない。

 これまで、前田健太、トレバー・バウアーのYouTubeでスプリットチェンジを調べ、自らに落とし込み、練習を重ねて自分のモノにするなど、プロ野球選手のYouTubeを参考にすることが多かった。このオフ、参考になったYouTubeがあったか訊くと、「YouTubeは見ていないですね。また気になったら調べるかもしれないですけど、今はそんな感じじゃないです」と、自身のトレーニングに充てる時間を優先した。

 試合がないオフシーズン、やらなければならないトレーニングが多すぎて、時間が足りないのだろうかーー。

 「本当に朝から晩まで練習しているけど、時間も足りないし、身近に一緒に練習している選手たちがどんどん成長するので、そういうのを見ていると、焦りの方が大きいというか、負けないように色々考えてやるんですけど、試行錯誤の日々ですかね」。

 自主トレ仲間たちの「パフォーマンスを見て、自分もまだまだ上がりそうな感じはする」としながらも、「一気に成長という感じではなくて、横ばいのような日々が続くので、何か掴めるものがあったらいいんですけど、まだそれは明確にはないので、それを探すのがしんどいけど、楽しい感じですね」とのことだ。

 2月1日から始まる春季キャンプは、石垣組でスタート。昨年は都城組だったが、今年は2年ぶりに暖かい石垣島でキャンプを迎える。「体で言ったら、すぐに汗をかけるので、アップとかダウンの気遣いがちょっと減るというか、体も自然と動くようになってくるし、そういう点では有難いと思っていますね」。

 そして、自ら志願して現役時代に黒木知宏コーチが背負っていた『54』を今季から着ける。「番号が変わってもやることは特には変わらないので、1試合1試合貢献できたらなという感じです」。背番号が『54』に変わった澤田の熱いピッチング、スピードを追い求めて練習に励むフォークに注目だ。

取材・文=岩下雄太

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