西武は4日、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指した高橋光成の契約合意を発表した。今井達也はポスティングシステムを利用してヒューストン・アストロズと契約合意しチームを離れるが、高橋が今季も西武でプレーすることによって、先発陣の痛手は最小限で済んだ。
高橋は昨季24試合・148回を投げ、8勝9敗、防御率3.04と先発ローテーションの一員として投げたが、ここに昨季今井達也と共にチーム最多の10勝(10敗)をマークし、防御率2.59の成績を残した隅田知一郎、規定投球回に届かなかったものの134回を投げ7勝を挙げた渡邉勇太朗、抑えから再び先発に戻る予定の平良海馬、昨季6勝の與座海人、24年新人王の武内夏暉、昨季一軍経験を積んだ菅井信也などがいる。
さらに技巧派右腕の新外国人アラン・ワイナンス投手を獲得。広池浩司球団本部長は「守備を生かしてアウトを積み重ねながらイニングを稼ぐ投球をイメージしていますが、3Aでは高い奪三振率と低い与四球率を記録しており、NPBの打者を相手にどのような投球を見せてくれるのか非常に楽しみです」と評価する。
高橋が今季も西武でプレーすることで、計算できる先発投手が1枚いるのは非常に大きい。今井、高橋のエース格2人を欠いた中で新シーズンを迎えるのと迎えないのでは、大きな違いがある。昨季今井が記録した10勝、163回2/3の穴は、先発に再転向予定の平良、昨季不調だった武内、期待の若手の渡邉勇、菅井といった若手の成長があれば、十分に埋められる。変わらず、強固な先発陣を形成できそうな予感はある。