
オリックス・森友哉捕手(30)が3日、岸田監督に「ノーモア離脱」を厳命された。西武からFA加入3年目の25年は右脇腹や右太もも裏を痛め、50試合で打率2割5厘、ともにプロ12年目で最少の1本塁打、14打点。「存在感だけでも大きな戦力。森友哉には大暴れしてもらい、バットでも捕手でもやってくれたら」と指揮官の願いは切実だ。
誰よりも責任を感じているのは森自身。「チームのためになることが何ひとつできなかった」と11月の高知キャンプに志願参加し、連日の特守で下半身を鍛え直した。1月は「いいフォームで走る」ことをテーマに、頓宮らと宮古島で自主トレ。意外にも全試合出場を達成したことがなく、岸田監督は「そのつもりでやってくれると思う」と初の“完走”にも期待した。
同じ95年生まれの若月は25年、99試合で先発マスク。指揮官はDHの有効活用も想定しつつ「2人で切磋琢磨(せっさたくま)していく状況になる」とハイレベルな競争を見込んでいる。「もう一回、ワカ(若月)とレギュラー争いを。そこ(捕手へのこだわり)は一番大事にしたい」と森。3年ぶりの優勝へ、攻守の要の復権は不可欠だ。(南部 俊太)