
オリックス・九里亜蓮投手(34)が、鬼門での「負の記録」断ちに挑む。20日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に向け、19日に大阪・舞洲で調整。チームトップの10勝を挙げる右腕は「しっかりゲームをつくれば、チームが勝てるチャンスも出てくる」と、同一カード4連戦の先陣を切る快投を思い描いた。
チームは7月26日からソフトバンクに8連敗中。みずほペイペイに限れば、昨年7月26日から1分けを挟んで13連敗中とやられ放題だ。九里自身は前回13日の同戦(京セラD)で6回無失点の好投を見せ、直近16イニング連続無失点中と安定。「やっぱりいい打線。1点を取られても、次の1点は取られないように」と、最少失点で勝機を呼び込みたいところだ。
18日の西武戦(ベルーナD)に敗れ、チームは今季の3位以下が決定。「この時期になれば、チームが勝つことが一番」。カード別で最多の23勝(9敗)を献上する上沢との投げ合いを制し、2年ぶりのCS進出を猛プッシュする。(南部 俊太)
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