
◆パ・リーグ 日本ハム7―4ソフトバンク(9日・エスコンフィールド)
ソフトバンク・モイネロは、気持ちいいほど潔かった。「こういう日もあると自分に言い聞かせて、次の試合に向かわなければいけない」。1試合7失点も、4イニング連続失点も、3被本塁打も、来日9年目でワースト。「相手の準備が良かった。しっかり対策してきた印象がある」と懐の深さまであった。
今季7試合で4勝無敗、防御率0・87だったハムキラー。4回から3イニング連続で被弾した。黒星(3敗目)と複数失点も7月11日の楽天戦(楽天モバイル)以来、2か月ぶり。今季6度目だった伊藤との投げ合いは3勝1敗となった。
チームは2連敗で、日本ハムにも4連敗。小久保監督は「打った方がすごくないですか? あの子、ルーキーでしょ? ドラフト何位?」と明るかった。優勝マジックは15のままで、最短Vは20日。近藤は左脇腹の違和感から9試合ぶりに先発復帰し、スタメンを外れた山川は、9回に代打で15試合ぶりの本塁打と打点を記録した。ゴール手前の小休止とする。(長田 亨)
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