【日本ハム】伊藤大海が7回3失点で自己最多タイ14勝目「ボスに付いていけば何か起こるんじゃないかと」

スポーツ報知

2025.9.9(火) 22:50

声援に手を振って応える(左から)山県秀、今川優馬、伊藤大海(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 日本ハム7―4ソフトバンク(9日・エスコンフィールド)

 日本ハムの伊藤大海投手は、2回に3点を先制されながらも、7回6安打3失点、125球の熱投で自己最多タイの14勝目を挙げた。

 1点リードの6回、1死二塁のピンチでは柳町、栗原を連続三振に仕留め、腹の底からほえた。粘りの投球で打線の逆転を呼び込み「点を取られてしまいましたけど、絶対取り返してくれると思いながら、粘り強く投げることができました。野手のみんなに感謝したいです」と語った。

 「お守り的な言葉が欲しいなと思って」と、自ら探した言葉は「逆風張帆」。逆風の中で何もしないと流される帆船が、逆風に向かって帆を張って進んでいくことから、逆境でも前に進もうと努力することで、道が開けることを表す禅語だという。「ファイターズにぴったり」と感じ、「その言葉を胸に投げ続けました」と明かした。

 直接対決に勝ち連敗を3で止めたが、残り17試合で3ゲーム差と厳しい戦いは続く。伊藤は「誰一人あきらめていませんし、ボスに付いていけば何か起こるんじゃないかってみんな思っていると思うので、それが何か確かめにいけるように、必死に楽しんでいきたい」と話していた。

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