7月5日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第14回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・上沢直之投手は初回、安打と四球で2死1、3塁のピンチを招くと、山村崇嘉選手の適時打で先制点を献上。しかし打線は3回裏、1死2、3塁から中村晃選手の2点適時打で逆転する。
上沢投手は4回表、ネビン選手の7号ソロで同点に追いつかれたが、打線は5回裏、柳町達選手の適時打で1点を勝ち越す。6回表に再び同点とされたものの、直後の6回裏、ダウンズ選手、佐藤選手の安打などで1死1、3塁の好機から、川瀬晃選手のゴロの間に勝ち越しに成功した。
7回からは藤井皓哉投手、松本裕樹投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、最終9回表は杉山一樹投手が3者連続三振に仕留め、4対3で試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、先発の上沢直之投手が6回104球5安打3四球4奪三振3失点の粘投で6勝目。打線は中村選手が2安打2打点、柳町選手が2安打1打点をマークするなど、計10安打でシーソーゲームを制した。
一方敗れた埼玉西武は、先発の今井達也投手が5回95球8安打2四死球6奪三振3失点の内容。打線ではネビン選手、山村崇嘉選手が2安打1打点をマークするも、7回以降散発1安打に終わり、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
西 100101000 3
ソ 00201100X 4
西 今井達也-●田村伊知郎-羽田慎之介-佐々木健
ソ ○上沢直之-藤井皓哉-松本裕樹-S杉山一樹
文・薗田陽和
鷹がシーソーゲームを制す 上沢直之は6回3失点で6勝目
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2025.7.5(土) 21:16
