7月1日、森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対千葉ロッテ12回戦は、8対6で千葉ロッテが勝利。
千葉ロッテは初回、無死満塁の好機を得ると、押し出し四球と併殺打の間に2点を先制。さらに2回表、角中勝也選手に適時打が生まれ、追加点を挙げる。先発の二木康太投手は、1回、2回と3者凡退に仕留める立ち上がり。3回裏にゴロで1点を失うも、以降は要所を締めた投球を見せる。
しかし6回裏、二木投手は1死満塁のピンチを招き、失策と犠飛で同点に追い付かれたところで降板。代わった西村天裕投手は続くピンチを切り抜けたが、7回裏、1死満塁から永田颯太郎選手に適時打を浴び、失策も絡んで2点の勝ち越しを許す。それでも8回表、和田康士朗選手とアセベド選手の適時二塁打で3点を奪い、逆転に成功した。
直後の8回裏、ゲレーロ投手が自身の失策で走者を背負い、1死3塁から堀内謙伍選手の犠飛で再び試合は振り出しに。9回裏は両軍無得点に終わり、延長戦へ突入。10回表は得点ならずも、10回裏を廣畑敦也投手が無失点に抑える。
11回表、無死満塁からアセベド選手の犠飛と敵失で2点の勝ち越しに成功。11回裏は廣畑投手が締め、8対6で試合終了。先発・二木投手は5.2回81球4安打2四死球5奪三振3失点(自責点1)。打線は和田選手が2安打2打点をマークするなど計8安打8得点で延長戦を制した。
敗れた東北楽天は、先発の古謝投手が7回118球5安打7四死球4奪三振3失点の内容。打線は計7安打6得点も、あと一歩及ばなかった。
1234567891011 計
ロ 21000003002 8
楽 0010022100X 6
ロ 二木康太-西村天裕-坂本光士郎-ゲレーロ-澤村拓一-○廣畑敦也
楽 古謝樹-日當直喜-宮森智志-中込陽翔-●柴田大地
文・薗田陽和
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2025.7.1(火) 16:50
