
◆パ・リーグ 楽天7―0ソフトバンク(12日・楽天モバイル)
8回1死一塁で代打に出た鈴木大地内野手が、ソフトバンクの4番手・津森の146キロ直球を力強くたたき、右翼席ギリギリに飛び込む今季第1号の2ランを放った。「狙ってないですけど、しっかり打ちにいきました。(手応えは)いってくれって感じでしたけど、不思議な何かが乗ってくれたかなって思います」と振り返った。
今年で36歳。ベテランと呼ばれる年齢となった。同世代の浅村栄斗内野手や阿部寿樹内野手は現在2軍調整中。野手では同世代の選手がいない現状に「自分が残っている意味とか、とにかくいろいろ考えた」と明かしながら、「若い子を鼓舞して、背中を押してあげることをやりながら、負けるもんかと思ってやるしかない」という言葉通りの一撃をみせた。打席数が限られるなかでも、存在感を発揮する一打でプレーでもチームを鼓舞していく。
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