6月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと広島の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、2対6で千葉ロッテが敗れた。
打線は初回に藤原恭大選手が安打と盗塁で好機を演出、寺地隆成選手の内野ゴロの間に3塁へ進み、池田来翔選手の犠飛で先制に成功する。先発の西野勇士投手は5回まで4安打無失点投球。しかし6回表、2安打と死球で2死満塁のピンチを招くと、押し出しの四球を与え、同点に追い付かれたところで降板した。
2番手・八木彬投手は、後続を捕邪飛に打ち取り、この回を最少失点で切り抜ける。7回表は高野脩汰投手が登板。四球と犠打、小園海斗選手の内野安打で1死1、3塁とされ、ファビアン選手の犠飛で1対2と勝ち越しを許す。
相手先発の大瀬良大地投手の前に6回まで1安打と抑えられていた打線だったが、7回裏に連打で無死1、3塁の好機を演出。すると1死2、3塁の場面で捕手のけん制悪送球の間に3塁走者が生還し、同点に追い付く。
8回表は鈴木昭汰投手、9回表は中森俊介投手が無失点に。10回裏は坂本光士郎投手が二塁打と四球で1死1、2塁のピンチを招いたが、後を受けた小野郁投手が無失点でしのぐ。11回表からは唐川侑己投手が登板。1イニングを無失点でつないだが、回をまたいだ12回表に6安打などで4点を失った。打線は10回以降走者を出せず、2対6で試合終了。
敗れた千葉ロッテは、西野投手が5.2回100球6安打2四死球3奪三振1失点。リリーフ陣は8回から11回まで無失点でつなぐも、12回に力尽きた。打線では池田選手が2安打1打点の活躍を見せている。
123456789101112計
広 000001100 004 6
ロ 100000100 000 2
広 大瀬良大地-ハーン-森浦大輔-栗林良吏-○島内颯太郎-中崎翔太
ロ 西野勇士-八木彬-高野脩汰-鈴木昭汰-中森俊介-坂本光士郎-小野郁-●唐川侑己
文・香山唯
千葉ロッテが延長戦に敗れる 西野勇士は6回途中1失点
パ・リーグ インサイト
2025.6.11(水) 23:00
