生涯打率.310の小笠原道大が、“投高打低”のなかで高打率を残す太田椋の魅力語る

パ・リーグ インサイト

2025.6.10(火) 07:15

GG佐藤さん(左)小笠原道大さん(右)©PLM
GG佐藤さん(左)小笠原道大さん(右)©PLM

 6月9日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に小笠原道大さんが出演し、オリックス・太田椋選手のバッティングを分析した。

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 試合開催が少ない月曜日も、プロ野球、パ・リーグファンが楽しめる時間を作りたいとの想いでスタートした「月曜日もパテレ行き」。日本生命セ・パ交流戦スペシャル第3回の今週は、GG佐藤さんと小笠原道大さんが『投高打低』について徹底議論した。

 現役通算打率.310をマークしている小笠原さん。GG佐藤さんが単刀直入に「3割バッターが減っている原因はどこにあるのか」と質問すると、「昔と今で状況も違っているので一概には言えないんだけど……」と前置きしつつ、「ピッチャーの技術が上がったからだけではないと思う」と分析。「今って、打ち方とか構えとか、バッターのタイプが少なくない? オリジナリティが足りないかな」と考えを示した。

 そんな“投高打低”のなかで、現在、故障で離脱しているものの、リーグ2位の打率.323(10日試合前時点)を記録しているオリックス・太田椋選手について、小笠原さんは「ケガが多いよ! でも、入ったときからいいバッターというのは分かっていた」とコメント。

 続けて「しっかりと軸足に乗った中で、必要以上に前に出されていない。バットが、トップの位置から無駄な動きがなくて、効率良くバットを出している。耳と肩の間から自然な形でバットを出していて、そこで高低差やコースによって対応するようになっている」といくつかのポイントを挙げた。

 さらに、「もともと彼は、逆方向に打つのが上手で、長打も出る。強引に引っ張ろうしないので、開きも早くならないから、変化球に対応しやすい」と魅力を語ると、これにはGG佐藤さんも、「変化球が来ても、拾える感じがありますもんね」と納得の表情を見せていた。

LIVE配信番組「月曜日もパテレ行き」
・配信日:毎週月曜日21時~(シーズン中の10月まで配信予定)
・配信先:パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル
・出演者:週替わりでプロ野球のOBコンビが出演
(銀次さん&金子侑司さん/GG佐藤さん&ゲスト/五十嵐亮太さん&T-岡田さん/谷繁元信さん&里崎智也さん)

 来週16日(月)は、日本生命セ・パ交流戦スペシャルとして、五十嵐亮太さんとT-岡田さんに加えて、真中満さんが登場予定。お見逃しなく!

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