
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ヤクルト1―3楽天(19日・神宮)
楽天・岸孝之投手が7回4安打無失点の好投で4勝目をマークした。この白星で交流戦通算26勝目。杉内俊哉(ソフトバンク、巨人)に並んで歴代4位タイに浮上した。
140キロ台中盤の直球とスライダー、チェンジアップを低めに丁寧に投げ込んだ。打たせて取る円熟味を帯びた投球。5回まで51球の“省エネ”だった。
西武時代の2014年5月24日以来、11年ぶりのヤクルト戦勝利となった。
西武時代の2012年6月11日の交流戦で先発した際には、尊敬するヤクルト・石川からプロ初の2安打をマークした。「味方ベンチから『3本目狙ってこい』と言われた。こっちは打つ気満々でいったのに、(当時ヤクルト捕手)相川さんから『もういいだろ』といわれて、ビビって振れなくなった」と懐かしいエピーソードも披露。「(打撃は)自信はない。あるはずがない」と話していたが、2回と7回にはしっかり犠打も決めるなど奮闘した。
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