5月28日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第9回戦は、2対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・エスピノーザ投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。しかし2回裏、寺地隆成選手の二塁打と暴投、四球で1死1、3塁のピンチを招き、高部瑛斗選手の適時打で先制を許した。それでも以降は立て直し、味方の援護を待った。
打線は6回表、先頭・森友哉選手の四球と中川圭太選手の内野安打、森選手の好走塁で1死1、3塁とし、若月健矢選手の適時打で同点に追い付く。9回表には2死から森選手の二塁打で好機を演出。途中出場の麦谷祐介選手が右前へ弾くと、代走・来田涼斗選手の好走塁もあり、間一髪で適時打に。オリックスが勝ち越しに成功した。
エスピノーザ投手は7回1失点で降板、8回裏にペルドモ投手が1死3塁のピンチを背負ったが、遊直併殺打で切り抜けた。1点リードで迎えた9回裏はマチャド投手が登板。先頭・ソト選手の二塁打と岡大海選手の安打で2死1、3塁のピンチを招いたが、最後は空振り三振で締め、2対1で試合終了。
勝利したオリックスは、エスピノーザ投手が7回97球4安打4四死球5奪三振1失点の好投で試合をつくった。打線は西川龍馬選手、紅林弘太郎選手、杉本裕太郎選手が2安打を記録するなど、12安打2得点で接戦を制している。一方敗れた千葉ロッテは、先発・種市篤暉投手が5回96球5安打3四球5奪三振無失点も、打線が7安打1得点と好機を生かしきれなかった。
123456789 計
オ 000001001 2
ロ 010000000 1
オ エスピノーザ-○ペルドモ-Sマチャド
ロ 種市篤暉-ゲレーロ-木村優人-●中森俊介
文・丹羽里歩子
麦谷祐介が9回表に決勝タイムリー オリックスが投手戦を制する
パ・リーグ インサイト
2025.5.28(水) 21:40
