◇福岡ソフトバンク対北海道日本ハム 第5回戦（1日・みずほPayPayドーム）

　北海道日本ハムの古林睿煬投手が、7回10奪三振2失点の好投でNPB初勝利を挙げた。

　2度目の登板となった古林投手は、初回にいきなり連打を浴び無死1、3塁のピンチを背負うと、栗原陵矢選手の犠飛で先制を許す。なおも2死2塁から中村晃選手の適時打で2点目を失ったが、2回以降はテンポの良い投球を披露。6回まで1安打無失点、毎回奪三振を記録した。

　2対2で迎えた7回表に万波中正選手の一発で勝ち越し、その裏は2死から嶺井博希選手に安打を浴びたものの、最後は佐藤直樹選手を空振り三振に仕留め、勝利投手の権利を持ったまま降板。8回以降はリリーフ陣がリードを守り切った。

　4月23日の東北楽天戦では、5.2回9安打7失点（自責点5）とほろ苦いNPBデビューとなったが見事に修正。2024年台湾プロ野球MVP右腕がその片鱗をのぞかせた。

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