◆パ・リーグ　西武３―１ソフトバンク（１４日・みずほペイペイ）

　西武のドラフト２位ルーキー・渡部聖弥外野手が規定打席に到達。打率３割３分３厘でランキング２位にランクインした。

　１７試合連続の「３番・左翼」でスタメン出場。初回２死、大津の低め１４３キロ直球をすくい上げた打球はきれいな放物線を描き、左翼スタンド最前列に飛び込んだ。プロ２７試合目、１０８打席目で飛び出した待望のプロ１号ソロ。「正直そろそろ打ちたいと思ってた。すごくいい感触で気持ちよかった」。

　５回２死一塁の第３打席では右前安打を放ち２点目をお膳立てすると、７回無死一、三塁の第４打席では遊ゴロに倒れるも三塁走者が生還。５打数２安打２打点でチームの全３得点全てに絡む活躍を見せ、打率は３割３分３厘まで上昇した。

　一時「右足首の捻挫」で離脱していたため今試合を終えようやく規定打席に到達。一気に打率ランキング２位に浮上したが、「今の打席の数字で評価されるわけではない。ここからが大事」と気を引き締めた。

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