◆パ・リーグ 日本ハム７―０オリックス（１３日・エスコンフィールド）
日本ハムが、“新庄スペシャル”２ランスクイズを決めるなど自在の攻めでオリックスを圧倒し、首位攻防３連戦の初戦を制した。
７回、リードを２点に広げなおも１死満塁。打者・五十幡の場面で、サインは２ランスクイズだった。投前に転がすと、九里は本塁へトスしようとしたが、ボールが手につかず一塁送球へ切り替えた。本塁へトスするように見えた二塁走者・水野はいったんストップ。しかし、一塁へ送球した瞬間に再度スタートを切り、ヘッドスライディングでホームを陥れた。
しかも一塁送球も間に合わずオールセーフ。さらに二塁ベースカバーも無人で、１死二、三塁とチャンスも広がった。これで、今季すでに３敗を喫し、これまで６連敗中だった九里をＫＯ。代わった山崎から山県がプロ初打点となる右前２点打を放ち、一挙５点のビッグイニングとした。
新庄監督はコメント対応だったが、「５０分、五十幡くんに聞いてあげて。しかし、みんなすごいわ」。今季初の５連勝で貯金も最多の７とし、ご機嫌だった。
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