◆パ・リーグ　西武３―０オリックス（２６日・ベルーナドーム）

　首位・オリックスが４月２０日の日本ハム戦（京セラドーム大阪）以来、今季３度目の完封負けを喫した。昨季１勝３敗と苦戦した西武・隅田の前に７回無得点。８、９回も救援陣から得点を奪えなかった。岸田監督は「やっぱりいいピッチング。なかなか打てない投手だとは思っていましたけど…。また次、しっかり対策をして臨んでいきたい」と肩を落とした。

　投げては、先発のエスピノーザが長谷川に３ランを浴びるなど、４回９安打３失点の乱調。昨年７月７日の日本ハム戦（京セラドーム大阪）を最後に、白星から遠ざかるなか「粘ってよく投げていたけど、一発だけ（が余分）でしたね。早く勝ちをつけてあげたい」と右腕を責めることはなかった。

　一方、先発で開幕を迎えた椋木が、今季初のリリーフで２回無失点。川瀬、権田もそれぞれ得点を許さなかった。指揮官は「みんな意気に感じて投げてくれている。競争にはなると思うけど、みんなどんどんよくなってきた」と光明も見てとった。

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