
楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)=明大=は同日のオリックス戦(京セラD)で「2番・遊撃」でのデビューが有力。パ・リーグ新人王候補が開幕戦のグラウンドに立つ。
自然と表情が引き締まった。宗山は少し背筋を伸ばして口を開いた。初めて迎えるプロでの開幕を控え「緊張感もありながら、ワクワクした気持ちも半々くらいある。いい状態かなと思います」と初々しく意気込みを語った。
三木監督はスタメンについては「明日決めようかと思います」と言葉を濁したが、宗山の起用について「可能性は高い」と“当確ランプ”をともした。昨年12月の入団会見時から掲げていた目標を達成し、宗山は「自分のできることに目を向けて、いい準備をしたい」と意欲をみせた。
アクシデントにも対応する。26日に空路で仙台から移動予定だったが、強風の影響で欠航に。急きょ、この日に移動となり、新幹線で東京を経由して大阪入りとなった。宗山は約4時間半となった長旅も、「音楽を聞きながらほとんど寝てました」とリラックス。前日練習ではフリー打撃で右翼席上段に放り込むなどキレのある動きをみせた。「強く振れるということはいい状態だからこそできること」と、開幕に合わせて調子も上がってきた。
スカウト陣から「獲得できれば遊撃は15年間安泰」と言われた黄金ルーキー。「明日の試合がすべてではないですけど、スタートは大事だと思う」。12年ぶりのリーグVを目指すチームのスタメンに名を連ね、プロ生活の第一歩を踏み出す。(有吉 広紀)
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