ロッテのドラ1・西川史礁、2安打でオープン戦“隠れ首位打者” 開幕スタメン当確、上位打線も

スポーツ報知

2025.3.23(日) 06:10

5回2死一、三塁、2点適時二塁打を放った西川史礁(カメラ・池内 雅彦)

◆オープン戦 巨人4―4ロッテ(22日・東京ドーム)

 やられたら、やり返す。勝負の世界で生き抜く資質を、ロッテのドラ1・西川史礁は備えている。3点を追う5回2死一、三塁、21日に空振り三振を喫した船迫と向き合った。カウント2―2から低めのシュートをすくい上げて中越え2点二塁打。「昨日、三振を取られた投手。絶対に打とうと思って打席に入った。本能で打ちました」と野性をむき出しにして仕留めた。

 初回はグリフィンのカットボールを右翼線に運んで三塁打を放つなど2安打2打点で、打率は3割8分2厘。オープン戦最終戦の23日の巨人戦で5打席立っても規定打席には達しないが、ルーキーながら“隠れ首位打者”だ。

 28日ソフトバンク戦(みずほペイペイ)での開幕スタメンは当確で、上位打線を任される可能性もある。開幕前に一発も欲しいが「本塁打は最高の結果。欲はありますが、試合では狙わずに安打の延長が本塁打になれば」。決して自分を見失わない冷静さもプロ向きだ。(阿見 俊輔)

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