
◆オープン戦 DeNA9ー4オリックス(18日・横浜)
オリックス・紅林が整ってきた。「だいぶ球の見え方と内容が良くなってきたと思います」。4試合連続安打でマルチはオープン戦2度目。大敗ムードの9回は1死から中前へ運び、3点を返す起点になった。オープン戦は打率3割2分1厘。しかし、試合後の表情は浮かなかった。
「チームが勝てなかったし、僕も走塁ミスをしたので」。2回無死一塁で後ろを打つ頓宮が二直。走者として一塁に戻れず、アウトとなった場面だ。「防げるミスを防いで、流れを断たないように」。結婚し、責任感も増した正遊撃手。「隙のないチーム、選手になりたいです」と前を向いた。
阪神・淡路大震災から今年で30年。ほっと神戸で開催する公式戦6試合では、当時のブルーウェーブの復刻ユニホームを着用する。紅林はこの日発表された開催告知ポスターで、同学年の宮城とともに前面に配置された。一昨年、楽天・松井裕からプロ初のサヨナラ弾(2ラン)を放ったのが神戸だ。開幕まで10日。走攻守で完璧に仕上げる。(長田 亨)
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