楽天・早川隆久投手（２６）が、シーズンを通してチームの力になると意気込みを語った。２８日のオリックス（京セラ）との開幕投手に指名されており、先発予定の１４日・横浜戦（横浜）を含めて登板機会はあと２回。開幕まであと２週間だが、コンディションについて「８割ぐらいできたかったが、まだいっていない。焦りまではないですけど、開幕から（８、９割で）一気にいける状態ではない」と率直に語った。

　昨年はプロ４年目で初めて規定投球回数をクリアする１７０回１／３を投げ、１１勝をマーク。１１月のプレミア１２日本代表にも選ばれ、長いシーズンを過ごした。疲労回復を第一にオフを過ごしたが、「ちょっと持ち越してしまった部分はある」。１００％の状態で開幕をむかえたい思いはあるが「無理し過ぎるとけがにつながる」と慎重な姿勢をみせ、「開幕には１００％になるべく近い状態でいきますけど、シーズン中に１００％でできればと思っている」と青写真を描いた。開幕投手を任されるのもエースならば、１年を通して活躍をみせるのもエース。早川が“エースの働き”をみせてチームを引っ張っていく。

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