
◆オープン戦 西武1―0阪神(11日・ベルーナD)
西武は11日、本拠地でのオープン戦初戦となった阪神戦で完封勝利を挙げるも、継投でのノーヒットノーラン達成を逃した。
達成まであと1人となった9回2死走者なし。現役時代に3度の「ノーノー未遂」を起こした西口文也監督は若干の胸騒ぎを覚えていた。「自分がツーアウトから2回打たれてるから、打たれるならそこしかない」
予感は的中した。「(当時と)重なる部分は別にないですよ。でも、心の中でひょっとしたら打たれんじゃねえのかなって思ったりもしなくはなかったけどね」。5番手・ウィンゲンターが投じた11球目、阪神・前川の打球はセンター方向へ。遊撃・滝沢が懸命に追いつくも、判定は内野安打。スコアボードには初めて「H」ランプがともった。たまらず22年からの2軍監督時代を通じて初のリクエストを行う執念を見せるも実らず。指揮官はベンチで控えめに天を仰いだ。だが、後続は抑え1安打完封勝利。「何も言うことはございません。ナイスゲームでした」とご満悦だった。
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