
近日中に右肘のじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが判明したオリックス・宇田川優希投手(26)が6日、大阪・舞洲の球団施設で、決断に至った経緯や復活への思いを語った。
昨年は右肩や右肘のコンディション不良に苦しみ、1軍定着した22年以降では最少の13試合登板。9月には「右肘浅指屈筋の筋損傷」と診断されていた。
それでも「オフからだんだんと肘の状態も良くなってきて、病院でも『もう投げていい』って言われて、キャンプからちょっとずつ投げていこうと決めた」と、2月の宮崎キャンプでは2度のブルペン投球を行った。だが「投げた次の日の反応とかもやっぱり、なんか違う感じがした」と下旬からはノースロー調整を続け、今月5日に精密検査を受診。医師からは「これはほんとに(手術を)した方がいい」と告げられた。
保存療法での復帰を目指すという選択肢もあったが、「トミー・ジョン手術をして、1年リハビリした方が絶対、復帰できる確率が高いって(医師)に言われた」。岸田監督とも相談し「今を見るんじゃなくて、2年後、3年後にレベルアップして、長く野球をやりたい」と、復帰には1年以上かかるとされる同手術を受ける意向を固めた。
同じ救援右腕では吉田も近日中に同手術を受ける予定で、実績のある山岡も活動自粛中。リリーフ陣に与えるダメージは大きいが、球団側も宇田川の完全復活を後押しする。シーズン途中に支配下昇格を果たした22年は、19登板で防御率0・81をマーク。23年には46登板で20ホールドを挙げた剛腕は「どうせやるんだったら、それ以上に投げられるようになりたい」と、たくましい姿でマウンドに戻ってくる。