
◆練習試合 広島3―3ロッテ(19日・コザしんきん)
ロッテのドラフト1位・西川史礁(みしょう)外野手(21)が19日、練習試合・広島戦(コザしんきん)に「3番・左翼」でスタメン出場。青学大の先輩で、ロッテでは背番号「6」だった井口資仁前監督(50)がネット裏で見守る中、対外試合初の3安打に1打点をマークし、開幕スタメンに前進した。
試合前の練習中、日米通算2254安打のレジェンドと初対面。「頑張ってくれよ。いい背番号をつけているね」と声をかけられた。身が引き締まり「近くで見て雰囲気を感じました。自分も将来的に誰もが知っている選手になりたい」と背番号の重みを改めて実感して臨んだ試合。初回に右前打、4回に中前打、6回に右中間に適時三塁打と実戦初の“猛打賞”をマークして、観戦した大先輩を安心させた。
ドラ1にふさわしい修正能力を発揮した。18日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)は低めの球に苦慮して4打数無安打2三振。「一日中考えるぐらい悔しかった」と反省し「ゾーンをしっかり上げていこう」と対策して結果を残した。実戦4試合で本塁打はないが14打数5安打、打率3割5分7厘で2打点。勢いを保って、3月28日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の開幕スタメンをつかみ取る。
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