◆紅白戦　紅組５－５白組（１７日・アイビー）

　ソフトバンクのドラフト６位・岩崎峻典投手（東洋大）が１７日、アピールに成功した。Ｂ組（２軍）の立場だが、Ａ組（１軍）の紅白戦に参加。「いつも通り、自分の投球をしようと思った。ストライクを先行できてよかったです」と打者４人を打ち取った。

　白組の４番手で６回に登板。栗原を二ゴロに打ち取るなど、１１球で３アウトを奪った。これで出番は終わりかに思われたが、球数が少なかったため、特別ルールで打者１人を追加。突然のことだったが、動じず、嶺井を右飛に仕留めた。

　小久保監督は目立った投手を問われ「岩崎やろ」と即答。「大卒なので即戦力扱い。今日投げた中では、一番光っていたんじゃないですか。もう一回見てみたいなと思いました」と高評価した。倉野投手コーチも「球のキレもいいし、どの球でもストライクを取れる。マウンド度胸もいい。Ａ組の競争の輪の中に入ってくるでしょう」と予告。即昇格ではないものの「間違いなく、また機会がある」と今後も１軍の試合に呼ぶことを明かした。

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